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魔法を解いて番外編_Rui Birthday02(CP総つく)

「俺、抜けていい?」「類!始まったばかりだろうが。」俺たちの中で一番の良識人、あきらに咎められる。「牧野なら、今うちの別荘でケーキ食い放題してるよ。会いたいなら終わったら連れてってやるから。」我慢しろ、とばかりに言われ、「なんであきらんとこにいるのさ?」なんとなく面白くなくて突っかかってしまう。「あいつ、司の情報に一切触れたくないんだと。だから、山奥の電波が届かないとこ連れてった。この連休は、そこ...

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魔法を解いて番外編_Rui Birthday01(CP総つく)

いつもお越し頂きありがとうございます。類のお誕生日に合わせた魔法を解いての番外編です。中島みゆきさんの『糸』をイメージソングにしたお話です。ブロ友さんである『道明寺奥の院・龍泉庵』の悠香さんと、それぞれに書いたお話を公開させて頂きます。ちなみに、お話自体がコラボしてるわけではないです。お約束は「『糸』をイメージして同じ日に類を書こう。」でした。期待と違う!とかであれば先に謝っておきます。すみません...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし08

あたしの言葉に、司が小さく笑う。それから少しだけ考えるような素振りをして…だけど結局目を伏せてしまう。いくら何でも失礼なことを口にしてしまったと直ぐに後悔する。ヤダ、あたし、浮かれてた…「ごめんなさい…」慌てて謝れば、「謝んなよ…お前の言う通りだから。あれだけ拒否って、揉めて…お前に辛い思いさせて…なんでって思うよな?」気にすんな、と片目をつぶる。再び口を開いたときには、ドキリとするほど真剣な顔つきだっ...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし07

「急に呼び出して、一体なんなんだよ。」先触れもなくガチャリと扉が開き、機嫌悪くそう言いながら入って来たのは司だった。久しぶりに見る姿に、思わず息を飲んだ。あたしはあれから彼に会っていなかった。連絡もしていなかった。何故、奥さんと別れる選択をしなかったのか…いや、別れられなかったのか…?理由は分からないけど、総さんの言う通り、あたしの踏み込む話ではないと思ったから。「なんだ…?お前ら揃って…」司も戸惑っ...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし06

離れになったお部屋には、空と海が見える露天風呂が付いていて、夜になると空には星が輝き、海岸線にはブルーの光が灯り、とても幻想的だった。人払いをし、本当に総さんはあたしを抱き続けた。愛しげに切なげにあたしを呼ぶ声と触れると熱いくらいの手と身体がしなやかに動き、あたしの芯に火を灯す。そして絶え間なくあたしを貫く質量に、途中から羞恥もなくなり、与えられる快楽に夢中になった。過度に与えられる刺激のせいで敏...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし05

「ってか、黙ってて悪かったな。」総さんが肩をすくめてそう言うと、美作さんが立ち上がる。「だから、分かるように説明しろよ!?結婚って、なんだよそれ!?それが本当なら、何でまだ結婚のことが公式になってないんだ!?なにやってんだよ!お前まで牧野泣かせるつもりか?」美作さんが怒りを真っ直ぐに総さんにぶつける。こんな感情を隠さない姿は初めて見るから、あまりの迫力と驚愕で思わず後ずさってしまう。「あきら、怒っ...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし04

「報告って?」類の様子に怪訝な顔をしながらも、内線で飲み物を頼んでから、美作さんがあたしの肩を一つ叩き、座るよう促すと自分もあたしの前に座る。「心配かけてごめんね。司とは、別れたの。」涙を止めてから、そう告げる。「らしいな。」知ってると頷く。そうか、類と会った時のことを聞いてるなら、そこまでは知ってるんだと思いながら、えいっと覚悟を決めて、次の言葉を吐き出す。「でね。あたし、司と別れてから、西門さ...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし03

「花沢様。お待ちしておりました。」エレベーターを下りると、美作さんの秘書かな?華やかなスタイルのいい美人さんが微笑んで出迎えてくれる。さすが教育が行き届いていて、類の連れとはいえ、普段着のあたしは明らかにこの場には不釣り合いなのに、丁寧に挨拶してくれる。案内されるまま廊下を進み、執務室まで来ると、彼女がノックし、声を掛けてから扉を開けてくれる。素晴らしい眺めが広がる大きな窓を背に、デスクで書類に目...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし02

「じゃあ、遅くなってごめんね、報告!」類の方を向いて、はいっ!と手を挙げる。あたしの行動が予想外だったらしく、類が綺麗な瞳を少しだけ見開き、こちらを見る。昔と変わらない優しい穏やかな瞳を見ると、すぅっと気持ちが落ち着いた。元々謝りに行かなければと思ってたんだから、と自分を奮い立たせる。「あのね、あたし西門さんと結婚したの。赤ちゃん、西門さんの子だよ。勘違いしないでね、ちゃんと順番通りだから!みんな...

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appendix_そして彼らはFlower4×つくし01

〈Flower4:花の四人組〉「類!?」会計を終えて病院を出ると、驚くことに、そこには類が立っていた。以前総さんとの逃避行中にばったり遭遇した場所で、また会った。相変わらず貴公子然としたスリーピーススーツ姿の彼は、立っているだけでそこに華が咲いたように美しい。って言うか、すごい確率じゃない?と感動したら、そうじゃなかった。「種明かし」あたしの反応を見て、楽しそうに類は笑い、教えてくれた。あたしの通う病院...

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