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記事一覧

落花流水番外編_Tsukasa Birthday07(CPつかつく)

車に乗り込む前に、子供たちは?と聞けば、F3と桜子を呼び出してあるから大丈夫だと言う。タマも一緒に後から来るから安心しろ。と言われて、相変わらずの抜かりなさに感心する。リムジンが向かった先は、道明寺系列のホテルにほど近い教会だった。完全にホテルからは独立した教会で、都内の一等地にもかかわらず、柔らかな緑に包まれた贅沢で壮麗なそれは、ヨーロッパのゴシック様式の大聖堂をモデルにして建てられたと言う。空に...

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落花流水番外編_Tsukasa Birthday06(CPつかつく)

「…様、…様。」静かな呼びかけにうとうとしていた意識が覚醒し。やば、マジ寝しちゃってたと慌てて起き上がる。「お疲れ様でございました。どうぞ、こちらに。」今度はドレッサーの前に座らされ。自分の顔にベースメイクから丁寧に施されていくのを鏡で見ながら、プロにメイクしてもらうと、あたしって意外と美人よね、なんて勘違いしそうになってしまう。髪の毛は夜会巻きにアップされ、ディアラまでつけられていた。見事にセット...

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落花流水番外編_Tsukasa Birthday05(CPつかつく)

「おい、起きろ。」気持ちのいい眠りを漂っていると、小さく耳元で囁く声があたしを目覚めさせる。「…ん?」「つくし、起きられるか?」「なんかあった?まだ早くない?」あたしの体内時計では、まだ起きるには早いはず。寝ぼけまなこのままで無意識に司に擦り寄ると、寝技のごとくに身体を拘束され、猛烈なキスが落ちてくる。慌てて両手でその顔を押し返し。「や、どしたの?」と聞けば、「今日、俺誕生日」 そう得意げに言われ、...

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落花流水番外編_Tsukasa Birthday04(CPつかつく)

買い物を終えてから、桜子が椋に会いたいと言ってくれたので、屋敷から迎えの車を寄こしてもらい、みんなで帰る。「おかえり、早かったんだな。」それはこっちの台詞だ。屋敷に帰ると、玄関まで椋を抱いた司が迎えに出てくる。まだお夕飯にも早い時間。びっくりした。「パパ、椋くん、ただいま!」杏がパパがいるよー、とあたしを見る。「連絡したら、椋はタマと留守番だって聞いたから、近くにいたから少しだけ寄ったんだ。三条、...

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落花流水番外編_Tsukasa Birthday03(CPつかつく)

ついついおしゃべりが弾み、カフェに居座ってしまった事に気がつき、そろそろ買い物に付き合ってもらえる?とお願いすると、桜子もそうですね、目的を果たしましょうか、と笑う。「杏、お買い物行くから、おトイレだけ行っておこうか」と声を掛ければ、うんと頷き大人しく一緒についてくる。誰にも言ってないけど、素直で落ち着いた気質は、類の血を感じる。とくに椋が見た目も中身も司がベースだから、比較対象がいることでより違...

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落花流水番外編_Tsukasa Birthday02(CPつかつく)

そうして短期バイトで得たお金で、桜子に付き合ってもらって、プレゼントを探しに行くことにした。桜子とは銀座のカフェで待ち合わせをし、椋はタマさんに預けて、杏だけを連れて行く。杏は桜子が大好きだから。桜子は既に着いていて、モデルみたいなスタイルと美貌で店内の注目を集めていた。この子の美への拘りは相変わらずすごい。そして有言実行なのも素晴らしい。「桜子、お待たせ。今日は付き合わせてごめんね?」「いいえ、...

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落花流水番外編_Tsukasa Birthday01(CPつかつく)

いつもお越し頂きありがとうございます。司のお誕生日に合わせた落花流水番外編です。CPはつかつくです。時系列は、本編の直後ぐらいです。(杏 2歳9ヶ月 椋 10ヶ月)ーーーーーーーーーーあっと思い出したら、もう少しで司の誕生日だった。バースデーパーティーは会社側で仕切るから、あたしは参加するだけ。そのせいでウッカリしていた…プレゼント、どうしよう?杏を連れ、椋を抱っこしたまま、タマさんの部屋に飛び込む。「タ...

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落花流水_1万拍手御礼とあとがき

落花流水、本編完結しました。約1ヶ月間、一日一話更新にお付き合い頂き、ありがとうございました。毎日たくさんの方にお越し頂きました。本当にありがとうございます。お恥ずかしながら、このお話から読む方を意識して書くようになりました。そのため、拙い文章にも関わらず、たくさんの拍手やポチ、コメントを頂けたことが大変励みになりました。そして驚くことに、このお話の最中に、拍手が1万を超えました!!12月にブログを開...

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落花流水_37

「明日、杏貸して。」いつもみたいにふらりと夕方に立ち寄った類がいきなりそんな事を言い出す。相変わらず前置きもなく、独特のペース。司が聞いたら、杏はモノじゃねー!と怒りそうだと思いながら、コーヒーをサーブする。杏は類の膝の上に座り、ニコニコと愛らしい笑顔を類に向けて、初めて会った時と同じように、彼の頬に手を伸ばす。二歳になった杏は、類が大好きだ。絵本の中の王子様は全部類だと信じてる。今日の杏は、小花...

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落花流水_36

その後、美作さん、西門さんが合流して、久方ぶりにF4と呼ばれる豪華な顔触れが勢ぞろいした。今の彼らは、それぞれがきちんと自分に課された使命を果たし、各自のフィールドで活躍しており、ひときわ異彩を放つ存在だ。高校生の頃を思えば、随分といい男になったものだと感心する。杏はすっかりおもちゃになり、あっちでこっちでいじられ、楽しそうにキャーキャー興奮する姿に、夜大丈夫かと心配になってしまった。はしゃぎ過ぎた...

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